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立地条件・地域性の確認

このページでは歯科医院の開業物件選びのポイントである「立地条件・地域性の確認」についてまとめています。

歯科医院開業の立地条件

歯科医院の開業には場所の選定が重要です。しかし現状で歯科医院は飽和状態に近く、駅前や商店街などの好立地には必ずと言って良いほど歯科医院が複数開業しています。このような条件下で新たに歯科医院を開業するためには、どのような場所を選べば良いのでしょうか。

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人口密度が高い地域

単に「人口が多い地域」ではなく地域の面積に比した人口密度の確認が必要です。
まず最初の判断基準として、人口密度が低い地域での開業は避けるべきです。

将来的な見通しを調べる

現状で好立地は他の歯科医院で埋め尽くされた状態でも、今後の都市計画などによっては新たな好立地が生み出される可能性が有ります。
鉄道やモノレール、道路計画などを調べて、今後の展開によって好立地となり得る地域も含めて開業場所の選定を行うのが賢明です。

競合歯科医院の内情を調べる

競合歯科医院の多い地域での開業は困難というのが一般的な考え方ですが、歯科医院だからといって必ずしも競合するとは限りません。
一般歯科での開業を考えているなら審美歯科をメイン業務としている医院は競合しないと考えて良いでしょうし、あまり評判が良くない歯科医院が開業している地域はむしろ好立地である可能性が有ります。
歯科医院の数だけではなく、その内容や評判にも注意して調査する必要が有ります。

人の流れを確認

開業しようと思う地域がある程度固まったら、あとは実際に現場に行ってみるしかないでしょう。
地図上では良い場所に見えても実際に行ってみると人の流れの無い閑散とした場所だったということも有ります。
一日の時間帯によっても人の流れる方向や量は変化します。午前中、昼過ぎ、夕方それぞれの人の動きに注目して、営業時間帯に活発に人が流れる場所を選ぶようにしてください。
またビル内のテナントでは入り口の場所や状態にも注意が必要です。大通りに面して大きな窓が有るビルの二階物件でも、入り口が裏手の暗い通りということがあります。

覚えやすい場所か

簡単に地図で説明できる場所かどうかも判断の基準としておくと良いでしょう。
最寄り駅からの地図を簡単に書けない場所や大通りを幾つも渡らなければたどり着けないような場所の開業物件は、物件の状態が良かったとしても患者の来院が制限される場合も有ります。
例えばお年寄りでも間違わずに行ける場所や、足が不自由でも問題なく来院できる場所が患者数を増やすカギになることも有ります。

地域性による歯科医院の営業の工夫

多くの競合歯科医院が既に開業している地域で新規に開業しても、経営を続けて行けるだけの患者数が確保できるかどうかは難しいところでしょう。
しかし仮にまだ誰も開業していない場所で歯科医院を開業したとしても、後から別の歯科医院が次々に開業したら同じことです。
大事なことは競合歯科医院が少ない隙間を狙うことではなく、競合歯科医院に負けない経営戦略を立てることです。

競合歯科医院に負けない経営戦略に必須なのが地域性の確認です。
義歯を得意とする歯科医院が若い人ばかりの新興住宅地に開業しても思うような患者数は得られないでしょうし、高齢者が多い地域での小児歯科の開業も同じことです。
得意とする歯科治療技術に合った地域を選ぶこと、またその地域に合った歯科治療科目をメインに掲げて行く努力をすることで、地域に認められ密着した医療が可能になります。