仲介元は信頼できるか

このページでは歯科医院の開業物件選びのポイントである「紹介元は信頼できるか」についてまとめています。

質の低い物件仲介業者も存在

歯科医院の開業物件を紹介している業者は数多く存在しますが、その内容は様々です。

歯科に特化して物件選定から医療機器の選定・レンタルの手配、手続き代行やスタッフの手配、開業後の経営支援まで責任を持ってサポートする業者が有ると思えば、その一方では他社の物件を紹介して手数料を取るだけという仲介業者もいます。

開業後のサポートまで行っている会社では物件の選定にも親身に対応してくれるところが多いようです。
それでは無責任に物件の紹介だけをする業者と良質なサービスを提供する業者はどのようにして見分ければ良いのでしょうか。

開業物件の紹介業者を見抜くポイント

物件数は充実しているか 希望の開業スタイルに対応するためには、様々な地域やジャンルの物件を多数確保していることが望まれます。
物件数が少ない業者では不本意な物件を強引に勧めらるトラブルも起こりやすいため、事前にインターネットなどで公開している物件の数を調べておくことが必要でしょう。
歯科医院を開業するなら歯科医院専門の開業物件を多数扱ってきた経験がある業者が安心です。
歯科医院は配管に独自の工事が必要となるため、専門知識が無い業者の紹介物件の場合は契約後にトラブルが起こる可能性も有ります。

開業に必要な全ての要件を満たせるか

開業物件を紹介するだけではなく必要資金の調達や金融機関との交渉、保健所検査に適合する設備の調整など、開業に要する全ての要件を満たすことができる会社かどうかの見極めが必要です。

サポートは充実しているか

歯科医院の開業は開業物件の確保のみならず煩雑な細かい手続きや交渉が必要になるものです。
これらの手続きや開業までの流れを的確にサポートするワンストップの体制が整っている業者でないと、開業するまでの間に幾つもの業者と取引する必要が生じてしまいます。
一社で開業までの全てをサポートしてくれる業者の選択は、歯科医院の開業に不可欠と考えても良いでしょう。

スタッフのマナーや対応はどうか

高額な費用が動くだけに医院開業は精神的にも非常にデリケートな作業です。
優秀なコンサルティング会社では開業しようとする医師の気持ちを察して余計なストレスを感じないように上手にサポートしてくれるものです。
中でもスタッフの医師に対する言葉遣いや対応のしかたは、そのまま業者の企業体質を表しているとも言えるものです。
乱暴な言葉遣いや投げやりな態度、契約を急がせるような業者に依頼することは絶対に避けたいものです。

開業パックの料金と内容は適切か

開業物件を紹介する業者の多くが、固定料金による「開業パック」を用意しています。
良質な開業パックでは非常に高額な歯科医療機器がリーズナブルな料金で揃えられるものも有ります。
しかし中には高額な料金設定でありながら、内容はコンサルティングのみというようなものも見受けられます。
開業パックの内容は様々ですので、料金だけで比較してしまわないように注意してください。

医療機器の選択は自由か

歯科医院で使用する医療機器については斡旋できる業者とできない業者に分かれるようです。
医療機器の斡旋ができる業者の中にも特定の機器メーカーと提携していて、そのメーカーの機械しか導入できない場合が有ります。
特定の業者と結び付いていない業者、あるいは全てのメーカーの機械を斡旋できる業者に依頼した方が使い慣れた機械などを自由に選ぶことができます。

医療機器のレンタルは有るか

医療機器はとても高額なものです。
中途解約ができないリース契約で機器を貸し出すところは有っても、医院にとって得なレンタル契約で医療機械を貸しているところは少数です。
機械の購入が難しい場合はレンタルができる業者を選択条件のトップに置いて探しても良いでしょう。

歯科スタッフ教育や出張セミナーが有るか

開業したばかりの歯科医院にとってスタッフの教育は必須事項です。
医院スタッフのレベルアップが開業後の歯科医院の繁栄を左右するといっても過言では有りません。
開業物件の紹介を受けるなら、開業後のスタッフ教育のための講師派遣やセミナーも実施している業者を選ぶのが得策です。

自社やグループ企業の押し付けはないか

自社の商品(内装工事や法手続き、医療機器販売など)販売の間口を広げるために歯科医院開業コンサルタント業務を行っている会社は少なく有りません。
特に工事関係の会社では医院の内装も自社で行うため、デザインや設計の選択の幅が限られてしまいます。成功する歯科医院開業を実現するためには、同じスタンスで医院を企画・設計してくれる専門業者の協力が不可欠です。